みなさん、こんにちは。
なわとびの時期だけ体育が5だったスタッフ野田です。

さて、今日はおしゃべり大好きスタッフ野田がお送りする講師インタビューの回！
今回はピアノ講師の佐藤祐希先生にお願いしました！

ピアニストとして大活躍の佐藤祐希先生、一体どんなエピソードが出てくるのかな？

他ではなかなか聞けないコンクールのお話しも♪

それでは、どうぞ！

佐藤祐希先生インタビュー

——ピアノを始めたきっかけを教えてください

叔母がもともと習っていたので祖父母の家にピアノがあって、姉が最初に始めました。
それで物心つく前からピアノが当たり前の環境で、自分もやりたいと言っていたようです。
どう言っていたかははっきり覚えていないのですが、5歳から始めました。

——コンクールに出始めたのは何歳ごろですか？　

中学2年生の時からです。

遅いと言われますね、もっと小学校からバリバリ出ている子もたくさんいますし、自分もそうだと思われているみたいで。
小学3.4年生の頃に一度先生からコンクールに出るか聞かれたと思うんですけど、その時は出ないと言って。そこまで興味もなかったですし、弾くのが楽しいという気持ちだけだったので。

それが中学の時に先生が変わって、コンクールにも積極的に出している先生だったので、そこからは大体一年に一度くらいのペースで出るようになりました。それでも少ない方かもしれませんが大学に入るまではそのくらいのペースでした。

——ピアノに対してはどんな思いがありましたか？

弾くのがたのしくて、ただ純粋にそれで続けていました。
大学に入ってから大きく変わったのは学ぶ姿勢ですがピアノに対する思いは今も変わらないです。

——男の子でピアノは少数派でしょうか？

小学生の時は学年で一人でしたね、確かに少なかったですが、何か言われたこともないですし。
特に気にしたことはなかったです。何か言われても気付いてなかっただけかもしれないですが（笑）

——部活などは？

小学校の時は児童合唱団に入っていました。児童合唱団は声変わりのタイミングもあって小学生6年生まで。
中学校では合唱部、高校では吹奏楽部に入っていました。

——吹奏楽部では何を担当されていたんですか？

打楽器です。それも姉がやっていたのを見て。姉の影響ばかりですね(笑)

——音大へ進学を決めたのはどうしてですか？
大きな決断だと思うのですが。

まず高校受験の時に音楽コースにいくかどうかで迷いました。
どうしても決めきれなかったので「普通科から音大に行く人もいっぱいいる」という気持ちで音楽コースには進まず、とりあえず三年間考えてみようと思いました。
料理も好きだったしお菓子作りも好きだったので調理とか製菓学校とかも考えたんですよ。パティシエにも憧れて。でも三年経って、やっぱりピアノ、音楽が好きだと思って音大進学を決めました。

——進学してみていかがでしたか？

他の楽器の伴奏やアンサンブルの楽しさを知ることができました。
それまでも合唱の伴奏とかは経験ありましたし、楽しいと思っていましたが、もっとですね。

——コンクールにも多数出場されていますよね、国内コンクールも国際コンクールも。
コンクールによって何か違うものですか？エピソードなどあれば。

日本ではまず声を掛けられることはないのですが、海外だとみなさん声を掛けてくださるんですよ。
コンクール期間だと街中を歩いていても「あなたの演奏よかったわよ」とか、クラクション鳴らして話しかけてくれる人もいました。

日本のコンクールはどこかピリっとした空気なんですが、どうしてかな？と考えた時に「観客が作り出すものなんじゃないかな」と思ったんですよね。
演奏中もどこか悪いところを探られているような感覚になったり。
海外の方が観客が温かくてのびのびと演奏できます。
あと意外かもしれませんが審査員の方はみなさん優しいです。
厳しいイメージがあると思うんですけど、全然そんなことないんですよ。

——演奏前の心境ってどんな感じなんでしょうか。

基本的に楽天主義なんですよ。深く考えない。もちろん練習は一生懸命頑張ります。でも今まで練習してきたものを飛び越えるような奇跡の演奏なんてできないですし。
緊張はしますが、本番は「えいっ」って感じです(笑)

——音楽そのものや演奏・指導についての考え、自身のこれからの夢、目標

今の時代いろんな音であふれているから、今の人たちはすぐに聞き流すクセがある、という話を聞いたことがあって、確かにそうだなと。
一つの音楽に耳をすませる、ひとつの音楽に集中するって大切だと思うんです。
ピアノを弾いていてもそうです、日頃から耳を傾ける習慣をつけていると練習にも集中できますし。

演奏家としては国内外問わず演奏したいし、現代音楽に興味があるので現代音楽も極めたい。現代音楽って専門的にやってないと聞く機会がない分野ですよね。難しいと言う人もいますし、前衛的、というだけのイメージがあったり。でもいろんな人に聞いてもらう機会があれば嬉しいです。

指導者としては自分の演奏や頑張っている姿を見てもらうことが大切じゃないかと思っています。
モチベーションや刺激になればいいなと。
普段のレッスンでも生徒に弾いて聴かせると演奏がガラッと変わったりするんですよ。言葉で説明しても分からないことが伝わったりして。背中で語る、じゃないですけど。

演奏家と指導者は別物ではないと思っています。

——これからコンクールに出てみたい！ピアニストになりたい！という夢を持つ子供がたくさんいますが、何か応援のメッセージを

音楽を愛する純粋な気持ちがあればその人次第で道は開ける。
純粋な気持ちを忘れずに頑張ってほしい。

——ではピアノ以外のことも教えてください

——普段の音楽以外の時間の使い方、趣味を教えてください。

自然を見たり、景色を見たりするのが好きです。
全然アウトドア派じゃないのでキャンプとかは行かないですが、景色を見に出かけるのは好きです。

——何をしている時がたのしいですか？

やっぱりピアノを弾いている時です。
あとは音楽を聞いている時も。音楽ばかりですね(笑)

——誰が好きなんですか？

聞くのはほぼクラシックですけど、80年代の音楽も好きです。シティポップ。
特にオメガトライブが好きです。

——オメガトライブ、聞いたことないのでちょっと聞いてみます。
それとシティポップなら、私、ベーシストのH.J.Freaksが好きなんですけど、一時間ひたすらシティポップだけを演奏している動画があるので、ぜひ見てみてください！

あ、それおもしろそうですね、探してみます。

——健康に気を使っていることなどありますか？

いやぁ、ないですね…。

——まだ若いから…。

これからどんどん出てくるんでしょうか(笑)
でもよく寝るようにはしています。必ず12時前には寝ます。
朝は7時半とか8時くらいに起きるのでちゃんと7～8時間寝ていますね。

——爪の長さを何ミリに維持しているとかないですか？弾く時気になるとか。

ないです(笑)

——爪ってある日突然伸びませんか？昨日までは全然気にならなかったに今日はめっちゃ長い気がする、とか。

それはあります！(笑)

——ストレス解消法は？

人に話す。とにかく何でも人に話しています。
でも元々ため込まない方だと思います。悩まない方です。

——何でも話せる人がいるっていいですね。

そうですね。
でも、一対一でこういう「話しましょう」という場では全然平気なんですけど、大勢は苦手です。

——好きな色

緑。

——好きな食べ物

和菓子。

——たとえば？

お団子です。

——三本いりのやつですか！？みたらし団子おいしいですよね！

あ、スーパーのですか？

——すみません、スーパーのじゃないんですね…

よく食べるのはお菓子屋さんで買ってきたものですけど、でもスーパーのもおいしいですよね！(笑)

——ですよね！先生ありがとうございました！

いかがでしたか？

数々のコンクールで入賞されている佐藤祐希先生。
MPCスクールではそんな佐藤先生のピアノレッスンが受けられますよ♪
とっても丁寧でわかりやすいと評判です！ぜひお問合せください。

先生のコンサートのお知らせです♪

◆2023年10月29日（日）13:30開演予定
富山市民プラザ アンサンブルホール

『とやま桐の会 オータムコンサート vol.18』

レッスン会場

MPC富山南　富山市本郷町55-1(バロー本郷店内)

MPC富山　　富山市豊川町5-6(中教院近く)

MPC太閤山　 射水市中太閤山1-1-1(太閤山ショッピングセンターパスコ2F)

MPC新川　 　魚津市上村木2-16-24

MPC滑川　 　滑川市上小泉1263(パスタ内1F)

MPC富山では佐藤祐基先生のオーダーメイドレッスンを開講しています。

ピアニスト佐藤祐希によるオーダーメイドレッスン【MPC富山】