みなさん、こんにちは。
あまりの暑さにいろんな食べ物を凍らせて食べているスタッフ野田です。

ピアノの先生ってどんな人？

プロフィールだけじゃわからない！
先生ってほんとはどんな人？

をテーマにお送りしている講師インタビュー。

今日はピアノ講師、藤澤奈緒子先生のインタビューです♪
MPC富山南で5月から新しく火曜日と土曜日を担当してくださっている藤澤先生。

これまで見てきた一番小さな生徒は1歳児！
子供も大人も、グループレッスンも個人レッスンも経験のある先生だからこそのお話しを聞いてきました！

それではどうぞ！

藤澤先生インタビュー

——ピアノをはじめたのは何歳ごろ？どんなきっかけで？

ヤマハ音楽教室幼児科からです。年中の時に始めました。
お友達や母親同士仲の良かった子、みんなで通いたくて。
小6まではエレクトーンとピアノ (グループレッスンと個人レッスン)をやっていました。中学校に上がってからはピアノ個人レッスンです。

——ご家族が音楽好きなんですか？

父は全然です！
母は、楽器は弾かないのですが合唱をやっていたりして音楽は好きなようでした。
妹もピアノを習っていました。中学生の頃は吹奏楽部でフルートもやっていました。

——子供のころの思い出は？

小学生の頃はエレクトーンアンサンブルの発表会がすごく楽しくて！
性格はとにかく活発な子でした。小学校低学年までは男の子と外で遊んでいるような子で。
グループレッスンをやっていたので協調性はあったと思うのですが…(笑)
高学年になってからは少し落ちついてきました。
中学生になってから剣道部に入部して大会に出たりしていました。

——剣道とは意外な一面ですね！

かっこいいなと思って友達と一緒に入ったんですよ。
合宿に行ったり練習もたくさんして頑張って初段も取得しました。
精神的にすごく鍛えられて打たれ強くなりましたね(笑)

——中高生になるとピアノの練習時間がなかなかとれなくなったりしますよね、どうやって乗り切りましたか？

中学はテストも多いし受験もあるし、実際私も少しお休みしたことがあります。でも私の場合は弾くことがリフレッシュになっていたので、頑張って練習の時間を作っていたというよりも、やらなきゃいけないことと楽しいピアノを交互にやるっていう感じでしたね。
勉強に疲れたら弾く、誰かとケンカをしてしまったら弾く、スッキリ！みたいな(笑)
音大受験の頃にはさすがに楽しいだけ、というわけにいきませんでしたけど。
地元のレッスンに加えて東京までレッスンに通っていましたし、ソルフェージュのレッスンも受けていましたし、夏季講習も受けましたし。とにかく練習に勉強に忙しくて。
ピアノの先生になりたいという夢があったので頑張れましたが、必死でしたよ！(笑)

——どうしてピアノの先生になりたかったんですか？

子供のころに通っていた幼児科のレッスンがとにかく楽しかったんです。歌も好きだったし友達と一緒なのも楽しかったし。
その時の先生がいつもにこにこして、何を言っても受け止めてくれるような先生で、先生になりたいと思ったのもその先生の影響が大きいです。
学校の先生も考えたんですけど、ピアノがうまくなりたい！という意欲的な子達を教えたいなと思ったので。

——ヤマハ音楽教室講師時代のエピソードを教えてください。

1歳児から中高生、大人の方まで、グループレッスンや個人レッスンを担当してきました。
幼児のグループレッスンは保護者同伴なので、レッスン中に親子喧嘩が始まるようなハプニングも何度かありましたよ(笑)
でも保護者の気持ちというのも受け止めたいなと思っていました。
子供って一筋縄ではいかないですからね(笑)
いろんな相談も受けました。子供を持った今ならわかることもその時はわからなかったりして…。
今ならもう少しいい言葉をかけてあげられたのにな、と反省していることもあります。

——経験や年齢を重ねてわかることってありますもんね。

指導も積み重ねですね。指導歴を重ねていくうちにヤマハ音楽教室の新人講師の指導も任されるようになり、研修をする上でのアドバイスを受けたり、たくさん学ばせていただきました。

——講師になってよかったこと

一番は生徒の成長が目に見えることです！

——子供の成長ってすごいですもんね

一週間に一度のレッスンで、よくここまで耳の力がつくな、と感心するんですよ！
できなかったことがどんどんできるようになっていくんですよね。
そういうのをそばで見ることができるのって本当にうれしいです。
子供ってすごいですよ、このタイミングを逃さないで欲しいです。

——子供の頃にピアノを習うとどんな変化がありますか？指が動くようになるとか音感が良くなるとか？

小さいころから指を動かしてピアノを弾くことで指の力はもちろん、脳も感性も育ちます。
弾いている曲に集中するようになったり、他の曲を聞いていても感じ方が違ってきたり。
右手も左手も動かして、さらに楽譜も読むってすごく大変なんですよね。本当に大変！(笑)
でも訓練していくことで指も頭も心も、全身で成長していきます。

——脳トレにピアノが有効と言われるほどですから、脳への刺激は大きそうですね。

私自身、ピアノを弾いているときはすごく脳を使っているなと実感しています。

——実際に先生がピアノを習ってよかったと思うこと

好きな曲が弾けること！これが一番ですね。習っていてよかったー！と思います。

——先生のレッスンのポイントはなんでしょうか

私はグループレッスンの良さも個人レッスンの良さも知っているので、いいとこどりのレッスンをしたいですね。
個人のよさは一人一人のペースでできることですが、「弾いて」「読んで」の繰り返しになりやすいんです。楽譜を読む力はとても大切だと思っていますがそれだけではつまらなく感じることがあるかもしれないので、その子の様子を見て、歌や打楽器を取り入れたりしています。歌で表現したり、打楽器でリズムを感じたり。
できるだけ楽しんで学んでほしい。

——みんなすくすくと、とはいかないこともありますよね。

ほうっておいてもできる子、お尻を叩かないといけない子、いろんな子がいますがどんな子でも成長します。
いいところを見て褒めてあげる、言葉をかけてあげる、やる気を出させてあげる。
そしてそれを受け止めてあげる。
最初から楽しめる子ばかりではないです。でも好きな事とか楽しみって後から見つけることもできると思うんです。
レッスンの中でそれを一緒に見つけたいです。

——なるほど。憧れの先生のように受け止めてあげる、というところを重視されているんですね。
——日常生活のことなども聞いていいですか？

Q音楽以外の時間は何を？

子育てです(笑)
男の子が三人いるので育児に追われていますね。

——子育てで大変なところなど
——明かしてよければ日常の一コマも教えてください

大変なことばかりです！
上の子は私がピアノを教えているのですが、意欲的でない時もあるんですよね。
できないと泣きますし。
でもできない、で終わりたくなくて。
どうしたらいいかを二人で話して前に進んでいけるようにしています。

Q息抜きは？

おいしいものを食べる！(笑)
あとは旅行に行ったり映画を観たり。
同年代の友達とランチでおしゃべりするのも息抜きになっています。

Q趣味は？

映画を観る事。
映画館でゆっくりと、というわけにはいかないのですが、今は配信で色々観られるので。

——どんな映画が好きですか？

サスペンスやミステリー、SFもよく観ます。
心温まる家族ドラマやミュージカル映画も大好きですね。

Q特技（音楽以外で）

剣道です、一応！

Q今ハマっていること

インテリアが好きなんですよ。いろんな家のインテリアを見にモデルハウスに行ってみたり、家具屋さんに行ってみたり、雑貨屋さんも覗いたりします。
お皿も好きですね。高い物も多いのでたくさんは買えませんけど(笑)
私出身が石川なんですけど、石川は九谷焼が有名ですよね？そういうのも好きで和食器も集めたりしています。

Q好きな色

紺、ネイビーが好きです。

——あ、今日のお洋服もですね！

ほんとですね(笑)

（この日はネイビーに白の素敵な柄が入ったお洋服でした）

Q好きなアーティスト

平井堅、槇原敬之。
マッキーは石川に住んでいた時に富山のオーバードホールまで見に来ました！
あと韓国のピアニスト、チョ・ソンジンも好きです。
ショパンコンクールでファンになりました。テレビで、「いろんな目線から見たショパンコンクール」がテーマの特集をやっていて、その番組もすごく面白かったです。

Q子供の頃の夢

ピアノの先生、アナウンサー。

——あ、叶っていますね！すごい！

そうですね、アナウンサーにもなりたかったんですけど、ちょっと大変すぎるかなって思いました(笑)
でも実は小学生の頃に放送委員会に入っていて、そこで褒められたことがあるんですよ。

——たしかに、先生すごく声がきれいですよね、かわいらしくて聞き取りやすい。

いえいえ(笑)
給食の音楽をかけたり、運動会で放送したり。特に好きな曲をかけられるのが楽しかったですね。

Q今の夢

子供を立派な大人に育てる事です。
自分のことよりも子供です。
元気に、一人前に。
やりたいことをやってくれるなら全力でサポートしたいなと思っています。

Qピアノを習いたい、という子供たちへ

自分でピアノが弾けるってすごく素敵。
聞くのも楽しいけど、演奏できるって財産です。買ったものやもらったものではなく、本当の宝物です。
習っていれば楽しい時だけじゃないかもしれないけど、弾きたい曲が弾ける楽しさや喜びを知ってほしい。

Q始めてみたいと思っている大人の方へ

「この歳だし」って一歩を踏み出せない方もいらっしゃると思います。
でも気軽に来て欲しい。
ピアノの先生を遠い存在だと思わず、もっと近くに感じて欲しい。
友達のように気軽になんでも聞いてほしいと思っています。
あと、初心者同士でもお友達と習うのも楽しいと思います。
簡単な曲で連弾とか楽しいはず！もちろん私とも連弾で演奏しましょう！
いろんな方に来ていただきたいと思っています。

——先生ありがとうございました！

剣道初段という意外な特技を持つ藤澤奈緒子先生。
アナウンサーに憧れたことがあるという綺麗な声でいろんなお話しを聞くことができました。

MPCスクールでは子供から大人まで、どんな年代の生徒でも寄り添って成長を感じてくれる藤澤先生のレッスンが受けられます！

ぜひお問合せください♪

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